2019年8月31日土曜日

Domidoで音源を変更して音を綺麗にリアルにする方法!!<MIDIシーケンサーDominoでSGM-V2.01を使用する>


はい、こんにちは。

皆さん、「Domino」っていうフリーソフト、ご存知ですか。



ピザじゃないです。
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それから、板とかを並べて倒していくやつでもないです。



この記事でいう「Domino」というのは、高機能で使いやすい無料のMIDIシーケンサーです。


音楽の楽譜を表すMIDIというファイル編集するためのものですね。



さすがにDAWとまではいきませんが、MIDIの打ち込みだったり、簡単な作曲くらいはDominoでもできます。

なんせ無料ですから、入門者には手が届きやすいですよね。




そんなDominoなんですが、大きな欠点を1つ挙げるとすれば、初期の音源がしょぼくて、リアリティがないことです。

これはDominoのせいというよりは、Windowsが悪いですね。



Dominoは初期の状態では、音源として、Windows標準搭載の「Microsoft GS Wavetable SW Synth(以後、MSGS)」を使用しています。


Windows XPまでは、これを変更とかできたらしいですが、それ以降のOSでは、できなくなっている模様。



これを何とかしたくていろいろと調べてみたところ、「XPモードを使用」だとか、「Windows7でYamaha XGを使う方法(64bit)」だとか、「DAWソフトにVSTを読み込む」だとか「サウンドフォントを使う」だとかいくつか方法が出てきました。

しかし、XPを使うというのはあまりやりたくないし、YamahaのXGも32bitじゃないといけないとかそうじゃないとか定かじゃない、それに、 設定がかなり大変そうでした。



ということで、僕がおすすめするのは「サウンドフォント」を使用する方法です。

準備が簡単で、64bit/32bit関係なく、Windows10でも動きます。


DAWにVSTを読み込ませる方法に比べたら、音は劣るのかもしれませんが、個人的には、サウンドフォントでも十分です。

ということで、実際にやっていきましょう。
記事の最後には、MSGSとサウンドフォント(今回は、SGM_v2.01というサウンドフォントを使用しました。)との比較動画も載せておきます。


VirtualMIDISynth + SGM-V2.01でDominoの音を素晴らしくする



Dominoでサウンドフォントを使用するためには、「VirtualMIDISynth」と いうフリーソフトをインストールする必要があります。

このソフトに各自用意したサウンドフォントを読み込ませ、Dominoの出力先をこのソフトに 設定することで、良い音が出るという仕組みになります。



サウンドフォントにもいろいろ種類があるのですが、今回は「SGM-V2.01」というサウンドフォントを使用します。


いろいろなサイトでこのサウンドフォントがおすすめ・紹介されていたため、そして、音が良く、いろいろな楽器が一通りそろっていてお得だからです。



では、VirtualMIDISynthのインストールから始めます。


まず、こちらのサイトにアクセスしてください。

http://coolsoft.altervista.org/en/virtualmidisynth#download


こんな画面が開くと思うので、一番上のバージョンをダウンロードします。



ダウンロードしたら起動してインストールを開始します。



言語を選択します。



「次へ」をクリック。



「次へ」をクリック。



インストール先を決めて、「次へ」をクリック。



「インストール」を押します。



自分好みにチェックを入れて、「次へ」を押します。



「完了」を押して、インストールを終わらせます。



VirtualMIDISynthのインストールが終わりましたので、次はサウンドフォントをダウンロードします。


今回使用する「SGM-v2.01」は、こちらのリンクからダウンロードできます。

https://ja.osdn.net/projects/sfnet_androidframe/downloads/soundfonts/SGM-V2.01.sf2/


拡張子が「sf2」となっているファイルがダウンロードされると思いますので、Cドライブ直下 とかに適当なフォルダ(例:soundfonts)などを作り、その中に入れておきましょう。



ここまでできたら、VirtualMIDISynthを起動して、「+」ボタンから、今ダウン ロードしたサウンドフォントファイルをリストに追加します。



これができたら、もうほぼ作業は完了ですね。


あとは、Dominoを起動し、「環境設定」の「MIDI-OUT」から、「MIDI OUT デバイス」を「VirtualMIDISynth #1」に変更するだけです。



どうでしょう。
Microsoftの音源と比べて、音質に変化は現れたでしょうか。

おそらく、高音質できれいなリアルな音になっていると思います。




ネット上にあった、「MEGALOVANIA」のMIDIフィルとかは、SGM-v2.01で聞くとすごかったです。


ぜひ、試してみてください。
これで終わります。

また次回お会いしましょう。


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