2019年10月27日日曜日

Aviutlで長時間の動画を書き出しするとフリーズして落ちる件~解決策~


Aviutlの最新バージョン1.10についての記事を書きました。

Aviutl Ver1.10のインストール方法!<旧バージョンからの移行から基本的な設定まで>

最新の方がよい方は、こちらをご覧ください。


こんにちは、@CortanMathで す。




みなさん、こんな経験ございませんか。

「Aviutlで長めの動画作って書き出そうとしたら、途中でフリーズしてソフトが落ちた。」
「Aviutlで長時間動画が書き出せない。」



はい、僕もこの間、実際にありました。




普段は、数分とかそのくらいの短い動画ばかり作っているので、
今までこの現象に悩むことはありませんでした。



しかし、初めて長めの動画(と言っても数十分くらいですが)を制作し書き出した際、途中でソフ トが落ちて、途中まで書き出した分がすべて台無しになってしまいました。





実際にこの被害にあってみると、結構きついです。




ということで、今回は「Aviutlで長時間の動画を書き出しするとフリーズして落ちる件 その解決策」についていくつか書いてこうと思います。



「環境設定」からフレーム数の設定



まずは、環境設定を見直してみましょう。



「ファイル」>「環境設定」>「システムの設定」を開きます。



その設定画面の上の方にこのような項目があると思います。



ここで、最大フレーム数を「320000」に、キャッシュフレーム数を「32」にしてくださ い。



また、この下の方にある「LargeAddressAwareを有効にする」にチェックを入れましょう。

これは、パソコンのメモリを有効活用するための設定だと思ってください。




これらができたら、「OK」で保存し閉じ、Aviutlを再起動しましょう。
これで変更した設定が適用されたはずです。



※コメントでご指摘頂いたので、訂正します。

現在公開されているAviutl ver1.10では、「キャッシュフレーム」ではなく「キャッシュメモリ」に、そして、「LargeAddressAwareの設定」は必要ないようです。

僕はこの記事を書いている時点でver1.00を使用していたので、このような内容になってしまいました。

早いところ、ver1.10に移行しようと思います。


エフェクトなどをなるべくつかわない


長時間の動画内にたくさんエフェクトを使いすぎていませんか。



エフェクトやオブジェクトなどが多いほど、当然処理は重くなり、Aviutlが途中停止する可能性は高まります。

もちろんエフェクトがないと見栄えが良くない場合もあるでしょうから、完全になくすことはできないと思います。



ただ少しでも、エフェクトを使用している部分を減らし、違うものに代用するように心掛けてください。



例えば僕の場合だと、上記の画像を動画内で使用する際、Aviutlのエフェクトやカスタムオブジェクトで制作していました。

ただ、それだと重くなってしまったので、GIMPであらかじめ作った画像に置き換えたところ、処理が軽くなりました。



このように、なるべくパソコンに負担がかからないような動画制作をしてください。



パソコンのスペックを上げる



まあ、これは当たり前と言えば当たり前ですね。


Aviutlのエンコードとかは、パソコンのスペック(CPUやメモリ)に依存します。



お金に余裕があるのであれば、パソコンを替える、パーツを追加するなどをしてみてください。





以上です。


でも、いくら対策したからと言って、絶対に落ちないという保証はありませんので、こまめな保存は必須です。



では、さようなら。
また次回、お会いしましょう。


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