はい、こんにちは。
@CortanMathです。
Blender2.8が公開されてからだいぶ経ちましたね。
今では、Blender2.81とかが出ているのでしょうか。
おそらくほとんどのBlenderユーザーが、Blender2.79からBlender2.8もしくはそれより上に移行していることと思います。
ですが、今回は振り返りみたいな意味を込めて、また、まだ移行しきっていない方に向けて、Blender2.8への移行、Eeveeについて少しまと
めてみようと思います。
Blender2.8への移行
まず、現在インストールされているBlenderをアンインストールします。
もしかしたら、旧バージョンと新バージョンを共存させることも可能かもしれませんが、僕は試していないのでわかりません。
もしインストーラー版ではなく、ポータブル版を使用していたなら、また圧縮してどこか違うとこ ろに保険として保存しておくとよいでしょう。
Blenderをアンインストールしても、設定は残ります。
(僕はポータブル版だったので残りましたが、インストール版は試していないので確かではありません。たぶん残ると思います。)
次に本体をこちらの公式サイトからダウンロードします。
https://www.blender.org/download/
Windows , Mac OS , Linuxに対応しており、インストーラー版とzip版(ポータブル版)があります。
好きな方を選んでください。
僕はzip版を選びます。
ポータブル版の方が好きなので。
そうしたらインストールしましょう。
ポータブル版は展開ですね。
それが終わったら起動しましょう。
ここの、「Load 2.79
Settings」というところをクリックすると、以前まで使用していた設定、アドオンなどがすべて引き継がれます。
(ただし、バージョンアップの関係で一部完全には移行できない部分があるようです。)
簡単でしょ。
Blender2.8への敷居が少し低くなったのではないでしょうか。
Eeveeを使用する
僕が以前、Eeveeで作った動画です。
SFチックな演出が簡単にできます。
EeveeというのはBlender2.8から搭載されたリアルタイムレンダラのことで、ほぼリアルタイムにレンダリングが可能。レンダリング処理も
超速いです。
Cyclesに比べると物理的リアリティは劣りますが、それでも、十分なくらい美しく速くレンダリングが可能です。
ただ、いくつかポイントがあって、これをしないとリアリティのないしょぼい結果になってしまう かもしれません。というのをご紹介します。
まず、次の二つはおそらく必須でしょう。
Ambient Occlusion
オブジェクトの距離が近いところ、光が遮られやすい場所が暗くなったりなどし、リアリティが増 します。
Screen Space Reflections
これにチェックを入れないと反射が起こりません。
必須です。
次に、必須ではないけど、面白い設定としてBloomをご紹介します。
これにチェックを入れることで、光が飽和し、グローやグレアのような効果がかかります。
Bloomの設定、および、光源(Emission)の強さを調節することで、好みの感じにできます。
上の動画とかも、Bloomを使って近未来感を出しています。
あとおまけとして、Volumetricをご紹介します。
これにチェックを入れることで、空間が霧に包まれたような感じになります。
炎とか煙のシミュレーションをする際にも、これにチェックを入れないと、煙が表示されません。
以上です。
ぜひBlender2.8で快適な3DCGライフを!
ではさようなら。
またお会いしましょう。
もしよければ、LINEスタンプの方もよろしくお願いします。
https://line.me/S/sticker/7072968
白男くんが何もしゃべらずに、何か大事なことを伝えようとするスタンプです。