2019年1月13日日曜日

ブログにプログラムのソースコードを載せるなら、highlight.jsがおすすめ!軽量で、コードが自動的に色付け(ハイライト)される

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フリー写真素材ぱくたそ

こんにちは。

皆さんは、プログラムのソースコードをブログやホームページなどで公開しようと思った時、どうしていますか。


そのまま貼り付けていたりしませんか。


別にそのままでもいいのですが、コードに色付けをしないととて見にくかったり、HTML/JavaScript/CSSなどにおいては、貼り付けたコードがプログラムとして作動してしてしまったり、などという問題点があります。


そこで出てくるのが、この「highlight.js」というものです。


JavaScriptなどを読み込むことで、すぐに使えます。
また、とても軽量です。

特徴をまとめると、こんな感じです。

  • CDNがあるので、そのurlを読み込むだけ
    (ダウンロード不要)
  • とても軽量
  • ソースコードに自動で色付け(ハイライト)してくれる
  • HTMLなども、ただのテキストとして表示できる
  • 変に行番号が入らないので、貼り付けたソースコードをコピーするのも簡単

どうでしょうか。
使ってみたくなったのではないでしょうか。


ちなみに、主要プログラミング言語は、ほぼ対応しています。
また、マイナーなやつでも、結構使えます。


では、実際に使って「プログラムのハイライト」を実現してみましょう。

今回、僕は、Googleのブログサービス「Blogger」で試してみます。
基本的には、他のブログサービス・ホームページでも使用できますよ。

導入方法

1.テーマを決める

まずは、コードにハイライトして表示する際の配色(テーマ)を決めます。

こちらのサイトにアクセスしてください。

https://highlightjs.org/static/demo/

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こういうサイトになっています。

左下の「Styles」というところから、好きなテーマを選択してください。


すると右側に、プレビューが表示されます。


これを見ながら、実際にブログで使用するテーマを決めてください。
僕は、「Atom One Light」というテーマにしました。
明るく、見やすかったからです。


そうしたら、次にこちらのサイトにアクセスしてください。

https://github.com/highlightjs/highlight.js/tree/master/src/styles

この中に、先ほどのテーマのCSSが載っていると思います。

別にダウンロードする必要はありません。


ただ、cssファイル名のスペルを覚えておいてください。


僕の場合は、「atom-one-light.css」というのが、スペルですね。

各自、自分の使用するテーマのcssファイル名を、メモしておいてください。

highlight.js本体を読み込ませる

このライブラリを読み込ませるためのコードを取得していきます。

違うページにまたがって乗っているので、それぞれコピーして合わせていきますが、最終的にできたコードも載せておきますので、そこまでの作業は飛ばしても構いません。

では、やっていきます。

こちらのサイトにアクセスしてください。

https://highlightjs.org/

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「Get Version ~」というボタンをクリックします。

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「cdnjs」というところに書いてあるコードをコピーしてください。
そしたら、メモ帳とかに張り付けておきましょう。

次に、ブラウザバックして、さっきのページに戻ります。

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「Get Version ~」の下にある、「Usage」というリンクをクリックします。

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こんなのが出てくると思います。

一番下の「hljs.initHighlightingOnLoad()」の一行だけコピーして、先ほどのメモ帳の一番下に追加します。

これで一応終わりです。

最終的には、このようなコードになります。

<link href="//cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/highlight.js/9.13.1/styles/default.min.css" rel="stylesheet"/>
<script src="//cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/highlight.js/9.13.1/highlight.min.js"></script>
<script>hljs.initHighlightingOnLoad();</script>

ちなみに、linkタグの一番後ろに「/(スラッシュ)」を追加させていただきました。
これがないと、ブログのカスタムHTMLに貼り付ける際、エラーが出たので。

上のコードに変更を加え、テーマを設定する


ここで、先ほど覚えておいた「cssファイル名」の出番です。

ちょうど上のコードのlinkタグの「default」というところを、「cssファイル名」に変えます。

僕の場合、cssのファイル名は「atom-one-light.css」でしたので、最終的なコードは、次のようになります。


<link href="//cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/highlight.js/9.13.1/styles/atom-one-light.min.css" rel="stylesheet"/>
<script src="//cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/highlight.js/9.13.1/highlight.min.js"></script>
<script>hljs.initHighlightingOnLoad();</script>


これで、ブログの設定に貼り付けるコードは完成しました。

実際に、ブログのカスタムHTMLをいじります。

ブログの設定

今回は、Bloggerで行います。

各自のブログサービスで、HTMLを自由にいじる方法は調べてください。

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Bloggerの場合、「テーマ」⇒「HTML」と進んだところの、「HTMLの編集」というボタンから、HTMLをカスタマイズできます。

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ここで、「</head」の手前あたりに、先ほどできた、最終的なコードを貼り付けます。

これで、保存すれば、設定は、すべて完了です。


あとは、実際に使ってみましょう。

使い方

使うのは、簡単です。

表示させたいプログラムコードを、

<pre><code>

~プログラムコード~

</code></pre>

という感じで囲うだけです。

プログラムを貼り付ける際の注意点なんですが、HTMLやJavascriptなどを貼り付ける場合、エスケープ処理をしないと、Webから、処理される文字となってしまいます。

こちらのサイトで、特殊文字列に変換してから、貼り付けてください。

https://tech-unlimited.com/escape.html

最初に、「プログラムコードをただのテキストとして表示してくれる」みたいなことをいいましたが、少し違いますね。

highlight.jsの機能では、ないです。


だとしても、比較的簡単に扱えるのではないでしょうか。
ぜひ、プログラムをサイトで公開したいときは、使用してみてください。


それでは、さようなら。
また、お会いしましょう。


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